シゴフミの放送がはじまり、湯澤友楼さんからコメントを頂きました!
二人の「ふみか」の物語。
「ふみか」というキャラクターを生み出して、どれくらい経っただろう? 2年、いや3年だったろうか・・・細かい数字は憶えていない。
でも、その間に雨宮諒さんとポコさんが「ふみか」を元にした「文伽」を作り出し切なくも心優しい小説の世界を紡ぎ出してくれました。
最初に見せて頂いた原稿とイラストの感動は、今も憶えている。
そして満を持してのアニメ化。
自分の原作を引き受けて頂いた佐藤竜雄監督から、もう一人の「ふみか」である「フミカ」を描くプランをはじめに伺った時は正直、驚いたけれど、先駆けて第1話を見た今、監督にお任せして正解だったと思っている。
「ふみか」を元に作られた「文伽」と「フミカ」は異なるキャラクターだけれど、その二人はそれぞれの作中で邂逅することにより、互いの存在の意味を発揮する。そして『死』と『文』を通して描かれる世界のありようはお互いに繋がっている。それは自分の原案・原作から一切ブレていないと確信している。
この小説とアニメの出会いは、自分にとって最高の幸せである。
それでは、皆様、二人の「ふみか」とその物語をゆるりとご堪能下さい。
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